川口英俊のブログ - 2013/07

川口英俊のブログ




2013年07月26日(Fri)▲ページの先頭へ
施餓鬼供養について
施餓鬼供養について

「盂蘭盆(うらぼん)経」によれば、釈尊の十大弟子で神通第一と称される目連尊者が、餓鬼道に落ちて苦しんでいる亡母を何とか神通力をもって救おうとするものの、なかなか上手くいかず、何か手だてがないものかと、釈尊に訪ねると『お前の母の罪はとても重い。生前は自分さえよければよいとして、困った人や助けを求める人に対して何も施さずに餓鬼道に落ちてしまった』として、『多くの僧が雨季の修行を終える時期に、慈悲の心を持って、お供物を用意してお経を読誦し、餓鬼道にある者たち全てに供養しなさい』とアドバイスなされた。目連尊者が早速その通りにすると、餓鬼道に苦しむ全ての餓鬼たちと共に目連尊者の母親も苦しみから救われることができた。これが盂蘭盆の起源とされています。

 また、「仏説救抜焔口陀羅尼経(ぶっせつくばつえんくがきだらにきょう)」によると、釈尊の十大弟子で多聞第一と称される阿難尊者が、静かな場所で坐禅瞑想していると、醜い餓鬼が現れ、その餓鬼が阿難尊者に向かって、『お前は三日後に死んで、私のように醜い餓鬼に生まれ変わるだろう』と告げました。驚いた阿難尊者が、『どうしたらその苦難を逃れられるのか』と、その餓鬼に問うと、餓鬼は『それにはわれら餓鬼道にある苦の衆生、あらゆる困苦の衆生に対して飲食を施し、仏・法・僧の三宝を供養すれば、汝の寿命は延び、我もまた苦難を脱することができるだろう』と述べた。しかし、そのような余裕のない阿難尊者は、釈尊に助けを求めると、『慈悲の心を持って、無量無数の苦難にある者を救うことを願うことがまず大切である。一つに観世音菩薩の秘呪がある。一器の食物を供え、「加持飲食陀羅尼(かじおんじきだらに)」を唱えて供養すれば、その食べ物は無量の食物となり、一切の餓鬼は充分に空腹を満たされるであろう。その功徳により、施主は寿命が延長し、仏道を証得することができる』とアドバイスなされ、阿難尊者が早速その通りにすると、阿難尊者の生命は延びて、仏道を更に進めることができ、餓鬼道の者たち、あらゆる困苦の衆生も救われることができるようになったとされています。これが施餓鬼の起源となっています。

 施餓鬼供養では、慈悲の心を持って、三界(欲界・色界・無色界)において苦しんでいる全ての衆生、霊位へと供養を及ぼすことによって、ご先祖様のみならず、全ての霊位、また、自ら、他の者たち一切の仏道の成就を願い、安らかなる涅槃・彼岸へと到れるように回向することが大切となります。


2013年07月12日(Fri)▲ページの先頭へ
参院選雑感/hasunohaについて
参院選雑感

参院選・・一昨日に奈良と京都に行く機会があり、ようやくこの参院選で初めての選挙カーに出会って、ああ、選挙中かと言った感じであります。

改憲論議、アベノミクス評価・原発政策・TPP・消費増税・対中韓外交の是非・・と重要案件が目白押しながら、それほど盛り上がっているようには思えません・・

懐かしく思い出されるのが、学生時代、地元の塩川正十郎先生の事務所で書生として政治について学ばせて頂いており、自民党大阪府連青年局でも活動していた時、参院選において大阪選挙区の大阪第13区・地区担当秘書となり、選挙期間中缶詰になって、選対本部と13区との調整に奔走していた頃であります。

折しも橋本行革が行き詰まりにを見せる中で景気後退の影響もあり、自民党候補者には逆風の選挙で、戦いは暑さ同様に厳しかったことを思い出します・・とにかく大阪選挙区は広い・・地区とのことだけではなくて、候補者の選挙カーに乗って、全大阪選挙区も廻り、ポスター貼り、演説会場の設営、街宣運行、スポット・桃太郎・練り歩きのスピーカー持ちと馬車馬のように手伝っていたことも懐かしいことであります。

また、参院選は日程が長い・・次から次に党本部から送り込まれてくる弁士との直前での候補者との都合調整、地区との都合調整、街宣ルートやスポット・演説会場、動員のチェックと目まぐるしく、また、選挙区が広いこともあり、どんなに調整に苦慮しても避けられないトラブルや、中だるみ、動員疲れも起きるなど、とにかくしんどい選挙だったことを振り返ります。

今やナビも当たり前で、ネットやスマホの活用もできますから少しは楽になっているのではないかとも思いますが・・とにかく皆頑張って戦い抜いてほしいと存じます。

拙生は既に政治の世界からは離れて10年となり、長らく政治的中立の立場にありますが、とにかく法治国家たる以上、法律を制定する権力を有する政治が良くならないと、国も社会も良くなるはずはありません。

投票は国民の義務です。しっかりと各党、各候補者の政策を見極めた上にて、必ず投票行動をし、政治に対しての意思を表しましょう。

拙著・誇れる社会のために
http://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/4-8355-7012-X.jsp

・・

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

原版を確認してはおりませんが、読売新聞の全国版にて「ボーズ・ビー・アンビシャス10周年感謝祭」の内容が取り上げられ、「hasunoha」もほんの少しですが紹介されています。

https://www.dropbox.com/s/0tcztsp5ms2fzzo/BBA読売.pdf

女性僧侶の方の登録も増えており、これから更に登録僧侶が増えることで、超宗派50名以上の僧侶での回答体制となれば、まさに解決できない問題など無いほどとなるのではないだろうかと存じております。

なぜならば、「三人寄れば文殊の知恵」と言うならば、「僧侶が五十人寄れば、如来の智慧」と言っても過言ではないでしょう(笑)

是非、また僧侶の皆様方におかれましては、ご登録のご検討を頂けましたらと存じております。どうか宜しくお願い申し上げます。

・・

「ボーズ・ビー・アンビシャス!!」発足10周年 - ニュース:中外日報
http://www.chugainippoh.co.jp/religion/news/20130613-005.html

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

「拙回答の基本的な前提となる考え方について」
http://www.hide.vc/h1.html

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス・参加感想まとめ
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52127331.html

・・

最新は下記問い二つに回答させて頂きました。

拙回答

問い「朝起きるのが楽しくて仕方がない充実した毎日を過ごしたい」
http://hasunoha.jp/questions/169

善い縁を掴むためにも

sec様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えとなります。

sec様、三ヶ月ほど前にご質問を頂きましたことを覚えております。以後もなかなかお気持ちがご快復なされておられないご様子であり、誠に心配でございます。

問い「喜びすぎると痛い目にあいますか?」
http://hasunoha.jp/questions/87

この際には、『「求不得苦」へのアプローチ』として非常に小難しいことばかりを述べてしまっており、今になりまして反省を致しております・・

sec様と同じような心境に陥ったことが、実はかつての拙生にもございました・・当時は虚無的なこと、悲観的なことばかりが先行して頭をよぎり、とにかくマイナス思考な時期だったと存じます。

笑ってやってほしいと存じますが、虚無主義・悲観主義から「無帰論」・「中間ニヒリズム」という論を立てたこともあります。まだネットにも残っております(笑)
http://www.hide.vc/tokusen4.html
今になって思えば、本当に未熟な自分ですが、これでも一応真剣にこのようなことを論じていたのだと当時を振り返ります・・

でも、このように愚僧ながらにでも仏教の学びは継続して進めており、この状態が永遠・永久には続くことはない、なぜならば実体として、ずっとそのような状態が続くことはあり得ないことを理解しておりましたので、できるだけ前向きに、前向きに、無駄と思われることでも今は無駄と思わずに真摯に努力して続けていこうと、もがき続けておりました・・

そういたしますと、やがてそうこうしている内に、色々な善い「縁」も巡って参りまして、そして、何とかその善い「縁」に依って、今や虚無的・悲観的な考え方から抜け出ることができているのではないかと存じております。

必ずや「縁」は巡って参ります。もちろん、善い縁だけではなく、悪い縁もですが、善い縁を活かして、悪い縁を退けるのも、日々における取り組みの姿勢が肝要であるのではないかと考えております。善い縁を活かすためにも、きっと必ず善い縁はやって来る、その善い縁を掴むのだと前向きに、プラス思考を意識しながら、日常においての努力をできる限りに積まれていかれますことをお勧め申し上げる次第でございます。

どうか善い縁に恵まれて参りますことを祈念申し上げます。

川口英俊 合掌


問い「動物について」
http://hasunoha.jp/questions/170

拙回答

自然界のものたちへの感謝と報恩

maki様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えとなります。

この自然界においては、大いなる縁起としての営みがある中で、当然に動物たちが存在しなければ、もちろん人間も存在し得ないことは自明の理でございます。私たち人間においては、助け合い、支え合い、分かち合いの心を持って、自然界のものたちへの感謝と報恩が求められるものであるのではないかと存じております。

人間の傲慢さ、強欲さなどの煩悩によって引き起こされている悪い行為は、もちろん必ず悪い結果を招くこととなります。足るべきを知らずに必要以上までの自然界のものたちへの「傷つけ」もできるだけ避けれるようにしなければならないことであるかと存じております。

また、過去問におきましては、殺処分されてしまう動物のことに関して拙生も回答をさせて頂いております。皆様のご回答も少しくでも参考となるのではないかと存じます。

問い「私が殺したのでしょうか」
http://hasunoha.jp/questions/128

『・・皆、それぞれ、この縁起なる世界において精一杯に生きています。そのものたちにも少しばかりでも思いを寄せて、大事に大切に思い、頂いた「いのち」にも感謝して報恩を持って応えていくこと、例えば、少しでも自然環境のことを考えて、保護やエコを心掛けたり、ふと水におぼれて困っている生き物たちがいれば、そっと助けてあげたり、あるいは地面を気にして歩いて、生き物たちを踏み殺さないようにしたりと、ほんの少しでも気遣いができていけるようになれば、優しい、思いやりの心も育めていけるのではないだろうかと存じております。・・』

「罪のない動物の恐怖や悲しみ、苦しみは、彼らにとっての進化の過程で、必要な意味や理由があるのでしょうか?」・・この問いにつきましては、畜生として生まれてくることについての「縁」に依るところ、また輪廻のありようを深く考える必要もございますので、少しここでは詳しくは述べれませんが、自然界の助け合い、支え合い、分かち合いにおいての営みにおける役割は、各々にあると言えるのは確かでございます。私たちにおいては、動物たちへもできうる限りに無為なる「傷つけ」はこれからも避けて参りたいものでございます。

川口英俊 合掌

・・

軟化策はやはりデマか単なる観測気球に過ぎなかったか…残念極まりない。

チベットNOW@ルンタ : 共産党のチベット強硬政策に変更なし ダライと徹底的に戦え
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51795845.html

中国でダライ・ラマ誕生日祝うチベット僧らに発砲 8人負傷 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130709/chn13070922460005-n1.htm

ブッダガヤ爆弾テロ事件 日本の大仏とチベットの僧院も狙われた - チベットNOW@ルンタ
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51795744.html

改めまして、例え聖地が破壊されようとも仏法真理は全く揺るがない。形あるものは所詮無常である。自灯明、法灯明。宗教対立による暴力の応酬がこれ以上起こらないことを祈念申し上げます。

・・

仏教拙理解図式No.5

修正・補足・追記後のNo.6提示を予定しております。

・・

「勝義方便メモNo.8」82まで追記。

http://togetter.com/li/456916

No.7
http://togetter.com/li/442609

・・

ダライ・ラマ法王78歳のお誕生日 - チベットNOW@ルンタ
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51795393.html

石濱裕美子先生ブログ「法王78才の誕生会」
http://shirayuki.blog51.fc2.com/blog-entry-678.html

猊下のご長寿を心から深く祈念申し上げます。永らくこの世にお留まり賜りまして、輪廻の迷苦にある衆生を涅槃へとお導き賜われますように。

猊下の「慈悲の光りによって、利益と幸福の現れが広まるように、輪廻が終わりを迎えるまで、揺らぐことなく、常に永遠でありますように。」吉祥なれ。

川口英俊合掌九拜

「偉大なる第十四世(ダライ・ラマ法王猊下)の長寿を祈願する如意自在王〔経〕」
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/8f49efb18934ec00993d52e91c603327

ダライ・ラマ法王ダラムサラ・ティーチング - チベットNOW@ルンタ
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51795078.html

深遠なる空と縁起の理法をお説きになられますダライ・ラマ法王猊下に最敬礼申し上げます。川口英俊合掌九拜

【チベット問題】

「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」〜チベット問題・焼身抗議を考える〜
http://t.co/PwVvYWck

チベット問題・焼身抗議等の詳細情報は、チベットNOW@ルンタ・ダラムサラ通信・中原一博氏のブログが参照となります。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/

【チベット問題】(2013.6.21までまとめ)
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52131696.html

チベットが直面する問題 (2012年)
http://t.co/lavJOBR9

「偉大なる第十四世(ダライ・ラマ法王猊下)の長寿を祈願する如意自在王〔経〕」
http://t.co/BKpRZFZ6

・・

齋藤保高先生『ツォンカパのチベット密教』(大蔵出版)
http://rdor-sems.jp/index.php?ツォンカパのチベット密教

ツォンカパの中観思想研究の第一人者の碩学福田洋一教授
ツォンカパの中観思想研究ブログ
http://tsongkhapastudies.blogspot.jp/

・・

平成25年・春季彼岸施餓鬼法要 法話内容「供養について」
Ustreamにて録画・公開
http://www.ustream.tv/recorded/30149099

平成25年3月・春季彼岸施餓鬼法要配布用施本
「十三仏 追善供養を司る如来・菩薩たち」ネット公開
http://oujyouin.com/13butu.html

コラム「追善供養・功徳回向の考え方について」 1〜5
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52108201.html

2013.3.11 東日本大震災・犠牲者諸群各霊位・三回忌追善供養
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52120839.html

最近の仏教思想関係の主な考察についてのまとめ集
http://t.co/RZJudE4f

「お通夜式、お葬儀式の導師についての自省と自戒のために」(川口英俊拝)
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/ef5f6cca53cff32fb5fd1def4d9492e6

川口英俊の自動配信・デイリー自動情報収集ネット新聞
http://paper.li/hide1125/1307742529

「拙対外活動に関しましてのお知らせ(川口英俊拝)2013.1.26」
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/575ba7b05497e7ee3d893a2ab0c39bc3

・・

他、これまでの考察シリーズは下記をご参照下さいませ。
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/51997575.html


   





カレンダ
2013年7月
 
     

アーカイブ
2008年 (187)
5月 (17)
6月 (30)
7月 (32)
8月 (31)
9月 (30)
10月 (20)
11月 (3)
12月 (24)
2009年 (175)
1月 (26)
2月 (20)
3月 (20)
4月 (8)
5月 (18)
6月 (4)
7月 (17)
8月 (9)
9月 (27)
10月 (23)
11月 (2)
12月 (1)
2010年 (62)
1月 (8)
2月 (3)
3月 (3)
4月 (1)
5月 (4)
6月 (7)
7月 (6)
8月 (1)
9月 (13)
10月 (8)
11月 (6)
12月 (2)
2011年 (49)
1月 (7)
2月 (4)
3月 (4)
4月 (4)
5月 (5)
6月 (6)
7月 (2)
8月 (4)
9月 (3)
10月 (3)
11月 (5)
12月 (2)
2012年 (39)
1月 (4)
2月 (8)
3月 (1)
4月 (2)
5月 (1)
6月 (1)
7月 (2)
8月 (2)
9月 (4)
10月 (2)
11月 (7)
12月 (5)
2013年 (25)
1月 (3)
2月 (2)
3月 (1)
4月 (1)
5月 (5)
6月 (1)
7月 (2)
8月 (4)
9月 (2)
10月 (1)
11月 (2)
12月 (1)
2014年 (44)
1月 (3)
2月 (3)
3月 (2)
4月 (5)
5月 (4)
6月 (11)
7月 (4)
8月 (3)
9月 (3)
10月 (1)
11月 (3)
12月 (2)
2015年 (59)
1月 (1)
2月 (2)
3月 (5)
4月 (8)
5月 (6)
6月 (3)
7月 (7)
8月 (11)
9月 (4)
10月 (3)
11月 (5)
12月 (4)
2016年 (34)
1月 (3)
2月 (3)
3月 (5)
4月 (1)
5月 (1)
6月 (4)
7月 (3)
8月 (3)
9月 (5)
10月 (1)
11月 (4)
12月 (1)
2017年 (9)
1月 (4)
2月 (2)
3月 (2)
4月 (1)

アクセスカウンタ
今日:55
昨日:103
累計:737,867