山下良道師の「青空としてのわたし」(幻冬舎)のアマゾン・レビュー






2014年06月03日(Tue)
山下良道師の「青空としてのわたし」(幻冬舎)のアマゾン・レビュー
山下良道師の「青空としてのわたし」(幻冬舎)のアマゾン・レビューを書かせて頂きました。

http://www.amazon.co.jp/review/R2D5NGRFONHD0D/ref=cm_cr_dp_title?ie=UTF8&ASIN=434402589X&channel=detail-glance&nodeID=465392&store=books

山下良道師の三十年以上に及ぶ研鑽の成果における直感、直観において行われた瞑想のコペルニクス的転回についての世俗的言語表現が、本論のキータームとしての「青空」の比喩として改めて理解されるところでございます。

また、その瞑想手法に関しての「二人のピッチャー(先発とリリーフ)」の比喩も誠にわかりやすいものとして示されています。

「青空」は、恐らくは「空性」のことを示唆されておられるのではないかと僭越ながらにも拝察致しております。

更に、「青空と雲」の比喩については、「等引智と後得智」という観点からの説明も可能ではないかと存じております。

それは、例えば、下界(欲界)にて様々に沸き起こる雲による雨、風、雪、時に雷雨やゲリラ豪雨など(無明・煩悩・悪業)で翻弄されて苦しめられているのが、私たち凡夫のありようとして、それを確かなる仏道修行(スペースシャトル)によって、雲を突き抜けて雲の上に至り、雲の上のただ澄み切った青空だけの静寂なる広がり(虚空の如き空性)を見ている状態が、瞑想における三昧、等引智の境地にあると考えることができます。いわゆる空性を現量にて認識している段階と言えます。

次に一転して雲の上の青空のところから下界へと目を向ける(三昧から離れる)と様々な雲のありようが、下界(欲界)から見ていたのとは違って、事細かに分かり、それに従って、雨、風、雪、時に雷雨やゲリラ豪雨など(無明・煩悩・悪業)によるありよう(迷い・苦しみ)もよく理解できる状態となります(後得智)。そして、全くそれらの現象に対してのとらわれのない(幻の如き空性)境地にて、例え、下界(欲界)に再び下り立ったとしても、それら(無明・煩悩など)に一切惑わされることもなく、適宜適切に対処(対治)していくことが可能になるという次第でございます。

このように、まさに「青空」としての「わたし」は、空性を現量によって認識している「わたし」、つまり、等引智にある「わたし」と理解することができるのではないかと考えることができます。

しかし、そのような境地も頭で理解するだけでは何らとして役には立たないのは当然であり、やはり実地に体現していかないと難しいのが当たり前となります。

そのため、凡夫である私たちにおいては、そこへと導いて頂くために、例えで言うならば、スペースシャトル(仏法)と船長(師・指導者)が必要となる次第でございます。

瞑想修行未熟なる拙生においては、師の長年に及ぶ修行の成果として、実地に体現なされている「青空」へと向けて確立なされた瞑想メソッドの恩恵に、少しでもあずからせて頂いて、「青空」の体感へと向けて、是非、機会がございましたらご指導を賜りたいものでございます。

更には、本論において、現代日本仏教の抱えている問題に対しての的確なるご指摘とその解決策へと向けたご提示も少しくございます。いかに「青空」から日本の仏教をアップデートしていくべきであるのか、しっかりと拙生もアップデートできるようにお教えを頂きまして、実践して参りたいと存じております。

一法庵サイト
http://www.onedhamma.com/

・・

山下良道師 「導かれれば青空」・「青空としてのわたし」の感想について

Eテレ・こころの時代〜宗教・人生〜「導かれれば青空」(録画)を拝聴させて頂きました。



再放送は、6/7の土曜日・午後1時〜2時。

瞑想のコペルニクス的転回が、山下良道師の直感、直観において行われたことの世俗的言語表現が、『青空と雲』の例えとして改めて理解されるところでございます。しかし、この境地は頭で理解するだけでは何らとして役には立たたないのは当然であり、やはり実地に体現しないと難しいのが当たり前となります。そのため、そこへと導いて頂かなければならない必要性も強く思う次第でございます。

師の三十年の研鑽の成果をそう簡単には体現することは容易にできないでしょうが、是非、僅か入り口付近にだけでも何とかいずれ立ちたいものでございます。

師の御仏壇を僭越にも拝見致しますに、テーラワーダ、大乗仏教、チベット仏教と宗派の垣根を超えて、仏法を学び修することの大切さも改めて垣間見させて頂きました。





拙生も一から仏法を学び始めてまだ十年。誠にまだまだこれからでございます。

また是非、機縁熟しましたら、アップデートする仏教を直に体感致したくに存じております。

仏教アップデート3.0、インストール完了。次に、このスペックの悪いパソコンではございますが、しっかりと再起動させないといけません。誠にこれからでございます。

・・

山下良道師の「青空としてのわたし」(幻冬舎)一読了感想



瞑想における「青空と雲」、「二人のピッチャー(先発とリリーフ)」の例えは誠に分かりやすいものでございました。

「青空」は、恐らくは「空性」のことを示唆されておられるのではないかと拝察を致しております。更に、「青空と雲」については、「勝義諦と世俗諦」や、あるいは「等引智と後得智」という観点、つまり、「虚空の如き空性」と「幻の如き空性」と関連させて補足して理解していければ、チベット仏教的にも包括できるのではないだろうかと僭越ながらにも推察を致しました。とにかく、「等引智」にしても「後得智」にしても、当然に実際の瞑想修行による体感、現感、直感が求められるところとなって参ります。

瞑想修行未熟なる拙生においては、とにかく猛省致す次第なることでございます・・また、是非、機会がございましたら山下良道師のアップデートする仏教を体感しに参りたいと存じております。

更には、現代日本仏教の抱えている問題に対しての的確なるご指摘と解決策のご提示もございます。いかに日本の仏教をアップデートしていくべきであるのか、しっかりと拙生も考えて実践して参りたいと存じております。

・・

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

下記問いに回答させて頂きました。

問い「考え方の矛盾」
http://hasunoha.jp/questions/520

拙回答

縁起なる存在として・・

みみずく様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

人付き合いが少し苦手のご様子・・

人付き合いにおいては、もちろん無理してまで付き合う必要は無いかと存じます。無理してしまいますとストレスや不満を溜めすぎて、色々と悪循環に陥ってしまうこともあるため、誠に注意が必要となります。とにかく、人付き合いにおいては、みみずく様にとっての程々のバランス、距離感をうまく保つことが大切になるのではないかと存じております。

ただ、私たちという存在は、一人では生きていくことのできない存在であることの認識は必要であるかとは考えております。

様々な関係性、依存関係の中にて存在することができている「縁起」なる存在ということですが、下記の問いにて少しこのことを扱わせて頂いております。

問い「プライドの高さと人を見下しているいう感覚」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1002992069.html

『・・「縁起」の理解とは、例えば、「果たして自分は、自分だけで生きていくことができるのか」ということを考えてみたとき、全くそうは有り得ないという存在だということに気づきます。色々なモノ・コト、無数の他者に縁りて成り立ち起こっている、つまり「縁起」なる存在であること、それは、「生かされて、生きている自分」のありようを理解する時に、自分を生かしてくれている存在に対しての気づきと有り難さ、感謝、報恩を思うようになることで、私たちは、傲慢さや愚かさを諫めて、謙虚に、思い遣りや譲り合い、親切心、慈悲心を持って、他者と接していくことができるようになります。・・』

そして、「存在感の無い生き方」ですが、「縁起」なる世界で生きていかなければならない以上は、全く無くすことはできないものとなります。いや、本質的には「存在」というものは実体としては無い「空」というものとして、その「存在感」も実体としては無いです、と仏教的にはご説明申し上げることもできますが、これはやや難しいことですのでひとまずは置いておいて頂いて、関係性、依存関係で一応、存在は存在として成り立っているだけであり、関係性、依存関係次第においてまた幾らでも変化していくものだということだけでも少し知っておいて頂けましたらと存じております。

川口英俊 合掌

「hasunoha」拙回答まとめ集
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/

これまで拙生が回答させて頂きました内容は下記にてもまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

2014.5.21「hasunoha」初オフ会参加
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52163137.html

Hasunoha・回答数300に寄せて
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1003467579.html

東日本大震災を機縁として立ち上がりました「hasunoha」に参画できましたこと、誠に感謝致しております。微力ながらにも一つ一つ少しずつでもお役に立てれる善行・功徳となりましたら、亡くなられました皆様への追善供養として回向申し上げたくに存じております。合掌

・・

「なぜ、空と縁起の理法を理解しなければならないのか」
平成26年3月・春彼岸施餓鬼法要配布資料・公開
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/8697c85d36b8f91fac08e58235d9984d

・・

2014.4.14 ダライ・ラマ法王猊下様によるチベット密教・胎蔵曼荼羅灌頂・ご報告
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/bc5c08f69d78bdda5c6cca62d17d87df

ダライ・ラマ法王猊下様今春ご来日動画集
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52160454.html

「偉大なる第十四世の長寿を祈願する如意自在王〔経〕」
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/8f49efb18934ec00993d52e91c603327

・・

2014.4.10・日記・NGO「国境なき僧侶団」第三回ミーティング参加報告
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/a60888ef08c1c59e2c33624dbfb3b4ce

NGO「国境なき僧侶団」フェイスブック・ページ
https://www.facebook.com/pages/国境なき僧侶団/578961352183094

・・

東日本大震災から三年・・
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52156205.html

・・

全訳 中論註「正理の海」起心書房

購入してからもう二ヶ月になりますが、ようやく半分ぐらいまで読み進みました。六月中に何とか一読了致したいと存じます。

・・

仏教拙理解図式No.6、大幅な見直しが迫られてもう数ヶ月経っております・・
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/bc/f9642eafccec96b6a071f47786f8c7c7.png?random=311f67030ac1992545e137116e49c74f

http://hide.noblog.net/blog/11506034.html

「勝義方便メモNo.9」を新規に開始予定としながらもう数ヶ月・・こちらもいい加減にしないと・・
No.8
http://togetter.com/li/456916
No.7
http://togetter.com/li/442609

・・

2013.11.19「空と縁起」に関する拙質問に対してのダライ・ラマ法王猊下様の御回答内容について
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/710b99c74854aebc871a6f75e28dde12

2013/11/19 悲しみから希望を紡ぐ――慈悲の力
http://www.tibethouse.jp/dalai_lama/2013/report/05.html

ダライ・ラマ法王 2013年秋来日報告
http://www.tibethouse.jp/dalai_lama/2013/report/

<ダライ・ラマ14世>増上寺で若手宗教者と対話 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131119-00000036-mai-soci

ダライ・ラマ14世、若手宗教者と対話 中外日報
http://www.chugainippoh.co.jp/religion/news/20131126-001.html

2013.11.19「ダライ・ラマ法王と若手宗教者100人の対話」映像ダイジェスト版
http://www.youtube.com/watch?v=Sg-mUrW4CUU

ダライ・ラマ法王 2013年 来日講演( https://www.facebook.com/hhdl2013japan

11/19 法王来日 増上寺
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.413896315405962.1073741833.389032644558996&type=1

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(チベットハウス・ジャパン)のホームページがリニューアルされて、随分と見やすくなっています。

http://www.tibethouse.jp/

・・

【チベット問題】

チベット問題・焼身抗議等の詳細情報は、チベットNOW@ルンタ・ダラムサラ通信・中原一博氏のブログが参照となります。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/

「太陽を取り戻すために チベットの焼身抗議」中原一博氏著
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51799025.html

無償ダウンロード
https://docs.google.com/file/d/0B6cmrkvyxC23QmhCRTZyeWRrNm8/edit

「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」〜チベット問題・焼身抗議を考える〜
http://t.co/PwVvYWck

・・

平成26年・春季彼岸施餓鬼法要 法話内容 録画配信中
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52157500.html

平成25年・お盆施餓鬼法要 法話内容ロングバージョン・Ustream録画配信
http://www.ustream.tv/recorded/37310471

平成25年・春季彼岸施餓鬼法要 法話内容「供養について」
Ustreamにて録画・公開
http://www.ustream.tv/recorded/30149099

平成25年3月・春季彼岸施餓鬼法要配布用施本
「十三仏 追善供養を司る如来・菩薩たち」ネット公開
http://oujyouin.com/13butu.html

コラム「追善供養・功徳回向の考え方について」 1〜5
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52108201.html

最近の仏教思想関係の主な考察についてのまとめ集
http://t.co/RZJudE4f

「お通夜式、お葬儀式の導師についての自省と自戒のために」(川口英俊拝)
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/ef5f6cca53cff32fb5fd1def4d9492e6

川口英俊の自動配信・デイリー自動情報収集ネット新聞
http://paper.li/hide1125/1307742529

「拙対外活動に関しましてのお知らせ(川口英俊拝)2013.1.26」
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/575ba7b05497e7ee3d893a2ab0c39bc3

「2014 東京 #都知事選 #ポリタス 一口メモ まとめ」
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52153630.html

・・

他、これまでの考察シリーズは下記をご参照下さいませ。
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/51997575.html


   





カレンダ
2014年6月
3
         

アーカイブ
2008年 (187)
5月 (17)
6月 (30)
7月 (32)
8月 (31)
9月 (30)
10月 (20)
11月 (3)
12月 (24)
2009年 (175)
1月 (26)
2月 (20)
3月 (20)
4月 (8)
5月 (18)
6月 (4)
7月 (17)
8月 (9)
9月 (27)
10月 (23)
11月 (2)
12月 (1)
2010年 (62)
1月 (8)
2月 (3)
3月 (3)
4月 (1)
5月 (4)
6月 (7)
7月 (6)
8月 (1)
9月 (13)
10月 (8)
11月 (6)
12月 (2)
2011年 (49)
1月 (7)
2月 (4)
3月 (4)
4月 (4)
5月 (5)
6月 (6)
7月 (2)
8月 (4)
9月 (3)
10月 (3)
11月 (5)
12月 (2)
2012年 (39)
1月 (4)
2月 (8)
3月 (1)
4月 (2)
5月 (1)
6月 (1)
7月 (2)
8月 (2)
9月 (4)
10月 (2)
11月 (7)
12月 (5)
2013年 (25)
1月 (3)
2月 (2)
3月 (1)
4月 (1)
5月 (5)
6月 (1)
7月 (2)
8月 (4)
9月 (2)
10月 (1)
11月 (2)
12月 (1)
2014年 (44)
1月 (3)
2月 (3)
3月 (2)
4月 (5)
5月 (4)
6月 (11)
7月 (4)
8月 (3)
9月 (3)
10月 (1)
11月 (3)
12月 (2)
2015年 (59)
1月 (1)
2月 (2)
3月 (5)
4月 (8)
5月 (6)
6月 (3)
7月 (7)
8月 (11)
9月 (4)
10月 (3)
11月 (5)
12月 (4)
2016年 (34)
1月 (3)
2月 (3)
3月 (5)
4月 (1)
5月 (1)
6月 (4)
7月 (3)
8月 (3)
9月 (5)
10月 (1)
11月 (4)
12月 (1)
2017年 (9)
1月 (4)
2月 (2)
3月 (2)
4月 (1)

アクセスカウンタ
今日:1
昨日:165
累計:737,497