大法輪寺・田口学法師






2010年05月27日(Thu)
大法輪寺・田口学法師
先日に8年ほど前に、私が寺院のこれからのあり方、改革について考察している中において、ネットを調べていくうちに知り合いとなり、それから色々とメールで意見交換させて頂きまして、また、アドバイスを賜っておりました大法輪寺のご住職・田口学法師のもとへと行って参りました。

一度、当寺院での勉強会にもお越し頂きながら、それ以来、メールでのやり取りが主であり、お会いするのはご無沙汰しておりまして、8年ぶりに再会させて頂きました。お変わりなく、志熱く、寺院改革活動、法務に日々取り組んでおられます。

これからのお寺のあり方、僧侶としての生き方について熱く長時間にわたって、ご指導を賜りました。お教え賜りましたことを真摯に受けとめて、鋭意、精進努力して参りたいと考えております。本当にありがとうございました。また、必ずお会いしに伺おうと存じます。その時までには、しっかりと法務、作務、仏法真理考究、社会活動・市民活動と、一つ一つ取り組む中で、一回り、二回りと成長していって参りたいと思っております。合掌。

『葬式仏教が真実なら 私は坊主をやめる!』
霊鷲山・大法輪寺(無宗派・単立寺院・大分県速見郡日出町大神)
http://www.kyssystem.com/~daihourin/
「檀家制度の上にあぐらをかき、葬式仏教と言われる今の仏教・寺の在り方に疑問を持ちませんか? 葬式が高い、寄付を度々要求される、説教・法話ができない等々。釈迦・宗祖 ・開祖が命がけで法・真理を弘められたのはいったい何だったのか、宗祖・開祖の名を かたり自らの生活の安定を計る為の手段であって良いのだろうか。」

大法輪寺の紹介
http://www.kyssystem.com/~daihourin/

是非、大分県へと行かれる機会がありましたら、事前にご連絡なされてお訪ねになられるのも良いかと存じます。

玄関


不動さん(通称・ハグ不動)

迫力ある三面不動さん

後背・火焔

煩悩を焼き尽くす迦楼羅焔(かるらえん)の上昇部には、学法さんの後ろ姿、宇宙船の円盤、そして、十字架のマークもあり、色々と考えさせられます。

ご本堂


テラスから、別府湾・高崎山を望む

すばらしい光景でした

本堂の漆喰の壁には、蓮を持った天使の姿も。。


別府・別院

不採算により売却に出された公共の保養施設を利用しての別院。納骨堂も備えられています。

ご本堂


法事の間


別府市街・別府湾を一望


学法師のギャラリー


学法師は、毛筆ではなく素手(手の甲)で作品を描かれます。


グッズ販売

法務の経費などもまかなわれておられます。

別院・額

学法師と犬

坊主が吠える がくほう独り言 写真日記
http://www2.diary.ne.jp/user/121029/

・・

さて、かつて仏教学会に一大センセーショナルを巻き起こした「批判仏教学派」のことにつきまして現時点におけます私の見解を補足させて頂こうと存じております。

誠に中観思想について強く興味を持って頂くための一つの入り口として、松本史朗先生の著書を紹介させて頂くことがあります。例えば、松本先生の著書「チベット仏教哲学」がその一つでありますが、他にも「縁起と空 如来蔵思想批判」・「禅仏教の批判的研究」、または、袴谷憲昭先生の著書「批判仏教」・「本覚思想批判」がございますが、両先生のそれらの著書の内容として、本覚思想、如来蔵・仏性思想を批判・否定されていると一般的に思われているところでございまして、「批判仏教学派」と言われています。

両先生の真なる批判の意図するところにつきましては、なかなか容易には計り知れないものでございますが、本覚思想、如来蔵・仏性思想を批判・否定しているとしての前提にて、私の現時点での本覚思想、如来蔵・仏性思想の理解と致しまして、それぞれの思想は、あくまでも世俗諦における仏説の一方便として正しいものであると考えておりまして、そのあたりで、本覚思想、如来蔵・仏性思想を完全に否定しているのとは、見解を異としております。

ただ、世俗諦における仏説の一方便として正しいとは申しましても、その方便としての扱いやその思想へと至る過程についても、慎重に吟味しながら扱っていく必要性はあるのではないかと存じております。

もちろん、このあたりの精査につきましても慎重に「世俗諦と勝義諦の二諦」の解釈と平行して進めていかなければならないと考えております。

・・

仏教最高峰の論理学は、龍樹論師以来の中観思想、チャンドラキィールティ論師以来の中観帰謬論証派の展開を再構築したツォンカパ論師の思想であり、仏教最高峰の認識学は、唯識思想と中観論理学の統合を企図することに尽力したダルマキールティ論師の思想であります。ツォンカパ論師とダルマキールティ論師、二大巨頭の思想をしっかりと学ぶことは、実に有意義なることでございます。とにかく難解な両論師の思想を一歩一歩理解していければと考えております。

・・

ツォンカパ論師の中観思想において、世俗諦と勝義諦の二諦の解釈における重要な論考として、「勝義無・言説有」があります。誠にここの理解を誤りなく進めれるかどうかがツォンカパ論師の中観思想を学ぶ上で非常に大切であります。

・・

倶生我執と遍計所執・・煩悩により迷い苦しみの輪廻を彷徨うこととなるこの二執着をいかにして離していくべきであるのかを精査検討していくことが、中観思想の学びにおいても非常に重要となります。いわゆる「人無我」と「法無我」の理解であります。

・・

日本の仏教は、誠に中観帰謬論証派の学びを徹底して進めての再構築が必要であると強く思う次第でございます。お釈迦様の原点への回帰を目指す上でもかなり重要度が高いと存じております。

中観帰謬論証派の学びのススメ
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/51597159.html

mixi「仏教・中観思想・空思想を学ぶ」のコミュニティでは、かなり熱く深い議論が展開されておりまして、少しずつですが有意義なコミュニティへとなりつつあります。私は忙しさにかまけてしまい、論考コメントが少なくなってしまっていますが、何とか盛り返していければと考えています。

現在、mixiにて「仏教・中観思想・空思想を学ぶ」のコミュニティを運用させて頂いております。現在、mixiは、既に招待制度を廃止し、誰でも自由に加入できるようになっています。

http://mixi.jp/

「仏教・中観思想・空思想を学ぶ」
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4629752

仏教最高峰の論理学・中観思想・・龍樹(ナーガールジュナ)論師以来の「中観思想・空思想」の発展について全般的な学びを進めていくために、色々と論題を設けて、意見交換・討議を行って参りたいと存じております。ご興味のある方は是非ご参加下さいませ。

仏教最大の要諦「縁起」の理法・・増益(過剰肯定)と損減(過剰否定)を離れて、「縁起」のありようを理解することが仏教最大の一大事であります。これが非常に難しい・・特に「世俗諦」と「勝義諦」の「二諦」の解釈の難しさとも通じるところであります。とにかく、ツォンカパ論師の中観思想の学びを更に進めて参りたいと存じます。

・・

集中的に再読していく論著

『「ツォンカパの中観思想―ことばによることばの否定」四津谷孝道著・大蔵出版』の再々読を開始しました。内容は誠に難しいですが、本当に良論であると感銘致しております。

「チベット仏教哲学」松本史朗著・大蔵出版
「チャンドラキールティの中観思想」岸根敏幸著・大東出版社
「ツォンカパの中観思想―ことばによることばの否定」四津谷孝道著・大蔵出版
「ツォンカパ 中観哲学の研究1」
「ツォンカパ 中観哲学の研究2」
「ツォンカパ 中観哲学の研究3」
「ツォンカパ 中観哲学の研究4」
「ツォンカパ 中観哲学の研究5」
「般若経釈 現観荘厳論の研究」兵藤一夫著 文栄堂
「ダライ・ラマ 般若心経入門」ダライ・ラマ14世著、宮坂宥洪翻訳・春秋社
「ダライ・ラマの仏教哲学講義―苦しみから菩提へ」
 テンジンギャツォ著・TenzinGyatso原著・福田洋一翻訳・大東出版社
「チベット仏教成就者たちの聖典『道次第・解脱荘厳』解脱の宝飾」
 ガムポパ著・ツルティム・ケサン、藤仲 孝司共訳 UNIO
「心の迷妄を断つ智慧―チベット密教の真髄」
 チュギャム トゥルンパ著・宮坂宥洪訳
「チベット密教 修行の設計図」
 斎藤保高著・春秋社
「チベット密教 心の修行」
 ゲシェー・ソナム・ギャルツェン ゴンタ著、藤田省吾著 法蔵館
「チベット仏教 文殊菩薩(マンジュシュリ)の秘訣」
 ソナム・ギャルツェン・ゴンタ著 法蔵館

施本「仏教・縁起の理解から学ぶ」
http://oujyouin.com/enginorikai.html
施本・「仏教・空の理解から学ぶ」
http://oujyouin.com/topengi.htm
施本「仏教・空の理解」
http://oujyouin.com/sunyatop.htm
施本「仏教 〜 一枚の紙から考える 〜」
http://oujyouin.com/buddhism1p.html
施本「佛の道」
http://oujyouin.com/hotokenomichi.html

これから更に仏教の学びを進めるための文献・第三弾

これから更に仏教の学びを進めるための文献・第二弾

これから更に仏教の学びを進めるための文献・第一弾


   





カレンダ
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